佐野元春 新作アルバム

6月13日に発売になりました。


もちろん発売日に手に入れて聴いているわけですが…、なぜ感想を書くのに少し時間が掛かったか…。
”音”としてはとても格好いいのです。新しい若手のミュージシャンたちとの活動の中で、今までの世界とはまた違った雰囲気を醸し出している…。

COYOTE(初回限定盤)(DVD付)
佐野元春
B000PDZN90


でもね、やはり私としてはHBKバンドへの愛着があるのです。もちろん出会いがあれば別れもある。”終わりは はじまり”だし、”はじまりは終わりのはじまり”かもしれない。過去にもハートランドとの別れとか、常に新しいものにチャレンジし続ける元春さんを応援する限り、新しいものとの出会いは古いものとの別れの上に成り立つのだということは、良く分かるのです。
それでも、寂しい。素直に音を楽しめない自分がいます。


最初にも書きましたが、アルバム単体で見れば格好いいです。買って後悔しないアルバムだと思います。ただ、前作の「THE SUN」がHBKバンドとの活動における集大成のような大作に仕上がっているのに対して、今回の 「COYOTE」は新しい世界に踏み出した第一歩という感じです。

THE SUN (通常盤)
佐野元春 佐野元春 and The HOBO KING BAND
B0002ADG4K


うーん、割り切れないなぁ。分かってはいるのですけれど、割り切れないです。

なにもかわらないものはなにもかえられない

6月13日にNHKでOAのSONGSも見ました。今回の若いメンバーで演奏したサムディも確かに魅力的です。(リンク先のセットリストにはありませんが、リハーサルで急遽演奏したようです。)でも、やっぱり”しーたか”さん(古田たかしさん)のドラムで始まるサムディが好きです。