ヴェルディ - 水戸

久しぶりに快勝でした。テレビで見ていても、不安なのは不安定な主審に訳の分からないカードを貰うことだけで、2点目が入ってからは安心して見ることができました。後半の途中にヴェルディの選手の運動量が落ちて水戸ペースになった時だけ、「動けよ、ベンチ!!」と思いながら見ていましたが。


ヴェルディの1点目はフッキの左サイドの突破からでしたが、クロスをあげる前のショルダーチャージが正当なショルダーチャージかファールかの微妙なプレーではありましたが、いつもは倒されてもファールをほとんどとってもらえないフッキですから、、たまには良いこともありますよ。そこからのクロスはDFに当たってコースが微妙に変わりましたが、ニアに船越、ファーにディエゴと2枚ゴール前にいたのが大きかったです。フッキの突破が早い分、いつもは中央が間に合わなくて1枚しかいないことが多いのですが、2枚いれば何かが起こりそうです。


そして試合を決定付けた2点目。ここぞという場面で素晴らしいタイミングで攻撃参加した服部も見事でしたが、その服部からのアーリークロスをニアに走りこんできた船越がスライディングしながら合わせるとは…。船越のあんな見事なゴールは記憶にないです。それぐらい素晴らしいゴールでした。ヴェルディの攻撃はボールをまわすことが多いわけですが、2点目はボールを奪ってからゴールまで10秒もかかっていないのではないでしょうか。それぐらいスピーディで見事な攻撃でした。


そこから先はいかに時間を潰すかという試合でしたが、監督の選手交代が何とももどかしいのです。負けている試合で破れかぶれの勝負に出る時は交代が早いのですが、勝っている試合での選手交代による試合の終わらせ方が上手くないのですよね。J2のベンチ要員が5名しか置けないというルールに縛られている部分もあると思いますが、中盤と前線の運動量が落ちた時の対応がもう少し早いと安心なのですけれどね。
とまあ文句を言っても、勝ち点3は嬉しいですねぇ。特に前回のホーム国立霞ヶ丘競技場で1−5と負けている水戸が相手ですから、勝って良かった。これで水戸とは3回対戦しましたが、成績は2勝1敗ながらお互いの総得点は未だに通算で4−5(1−5、1−0、2−0)と負けていますので、この借りは4度目の対戦で返しましょう。