新潟 松之山温泉の旅

helguera2007-08-16

ここのところ忙しくしていたのですが、8月の16、17日と連休が取れたので新潟の松之山温泉に行って来ました。この日程が決まった時に、「なら、鳥栖に行く???」ということも考えたのですが、夏休みの航空券の値段の高さにあえなく却下となり、新潟に行くことにしました。鳥栖以外なら正直どこでも良かったのですが、今年の夏は柏崎のすぐ裏側にあたる松之山温泉に行くことにしました。


さて、埼玉の自宅から高速道路を使ってまっすぐ松之山に行ってしまったら4時間もかからずに到着してしまうと思うのですが、急ぐ旅ではないので関越道を渋川ICで降りて国道17号線で三国峠を越え、越後湯沢へ向かいます。ウィンターシーズンの三国峠は何度も越えていますが、夏休みの三国峠は記憶がありません。真夏の苗場は少し車が止まっているものの、ちょっと寂しかったです。フジロックの時なら全然違うのでしょうけれど。
湯沢に降りた理由は湯沢駅前の「中野屋 越後湯沢本店」で”へぎそば”を食べるためです。

もちろん蕎麦も美味しいです。

湯沢駅前ではお祭りもやっていました。ミス湯沢の3人とすれ違ったのですが、写真を撮る余裕がなかったのが残念です(涙)。


さて、美味しいお蕎麦でお腹一杯になった後は、国道353号線を通って津南町を目指します。でも、ちょっと寄り道して清津峡に立ち寄ります。車外は凄い暑さだったのですが、渓谷なら少しは涼しいだろうと思いまして。道路の行き止まりに駐車場があって、そこから5分ぐらい歩いて渓谷を見るためのトンネルへ入ります。

トンネルの中は予想通り空気がひんやりして気持ちよかったです。トンネルの中には何箇所か展望用の穴が開いているのですが、景色は今ひとつ…。まあ、安全のためのトンネルですから、しょうがないと言えばしょうがないのですが。一番奥の最後の展望場所からの風景です。

紅葉の時期や、雪景色なら相当綺麗なのでしょうねぇ。でも、外に出たくもない暑さだったので、ひんやりとした空気の中を2kmぐらい散歩できたので気持ちよかったです。


清津峡を歩いた後は津南町に入り、津南ひまわり広場へ行きました。ひまわり広場の最終日でしたので、ひまわりの花もちょっと見頃を過ぎてうつむき気味でしたが、夏の青空と緑の山々をバックに咲くひまわり畑を充分に楽しみました。




ひまわり畑が迷路になっているのですが、入り口を入ったら逆戻りしてくる人が多いのですよ。「何でだろ? 一方通行じゃないの?」と不思議に思っていたら、迷路を進むにつれその理由が分かりました。結構、手強い迷路だったのです。広いし、行き止まりは多いし、頭上から照りつける日差しは容赦ないし(笑)。写真を撮りながら進んでいたので、人が通り過ぎない行き止まりの道は集中して写真を撮るには好都合だったのですけれどね。


灼熱のひまわり畑ですっかり汗をかいてしまった後は、少しでも涼を取れるところへと思い、近くの湧水池である竜ヶ窪に向かいました。駐車場に車を置いて5分ぐらい歩くと、鬱蒼とした森の中に透明な水を湛えた涼しげな池がありました。水は驚くほど透明なのですが、周囲の森を写した緑色が綺麗でした。



空いたペットボトルに泉の水を汲み、最初の1本はそのまま喉に流し込み、もういちど詰めて持ち帰りました。夜の宿の冷蔵庫で冷やして飲んだのは言うまでもありません。



日差しは未だに暑いものの、気が付けば午後4時。そろそろ松之山温泉に向かいます。本日のお宿は松之山温泉の「ひなの宿千歳」さんです。本当は雪景色の頃に来たい松之山温泉ですが、料理が素晴らしく美味しかった。料理は決して豪華ではないと思うのですが、一品一品がしっかりしていて美味しいと言う感じです。料理は部屋食で先付けのあとはできた順に持ってきてくれるので写真ではボリュームが分からないのですが、ほとんどの料理が美味しかった。”ほとんど”となってしまうのは私の好き嫌いの問題です。どうも鯉料理は苦手なので…。


温泉街と言っても狭い通りの両側に旅館が並んでいて、車で通り過ぎればたぶん1〜2分で通過できそうな小さな温泉街ですが、そのひっそりとした感じがたまらないです。通りの両側を山に囲まれた温泉街ですが、雪景色なら本当に綺麗なのだろうと思ってしまいます。
そうそう、朝食はシンプルでしたが夕食以上に美味しかったです。米も旨いし。


唯一の誤算はドコモの携帯が圏外だったことですかね。試合の経過や結果がまったく分かりませんでした。まあ、分からなくて幸運な試合でしたが…。