ヴェルディ - 札幌

いや〜〜、良かった。勝って、良かった。
今日は残念ながら仕事で、PC速報で一喜一憂していたのですが文字情報だけというのも疲れます。開始1分でヴェルディが先制した時には、「へっ、信じられない」と思ったのですが「このままじゃ行かないな…」と喜ばないように自省していました。2点目が入った時も「少し楽になったけど、まだまだ喜んではいかん」と自分を戒めていました。しかし、後半に3点目が入った時には「よっしゃー!!」と小さくガッツポーズ。そして4点目の時は「ぉいぉい…」と目を疑いました。「そんなに一方的になってもいいの?」という感じでした。その後札幌に1点を返されましたが、「まぁ、勝ちは動かないし…」と安心してPCの経過時間を見ていました。しかし、本当に鳥肌が立ったのはその後にヴェルディの5点目が入った時で、「この試合の勝敗だけでなく、ヴェルディは叩き潰して勝つつもり?」という感じの鳥肌でした。


帰宅後に試合の録画を見ましたが、前半のディエゴの2点はセットプレーによる2点だったのですね。その他にも惜しいセットプレーや相手のミスによるフッキのチャンス(飛び出したGKがボールを浮かせたフッキを倒したのは、ファールじゃないの?)もありましたが、とにかくヴェルディ選手の闘争心が表に現れている場面が満載でした。
後半は札幌にも惜しいチャンスがいくつかありましたが、ことごとく外れたり義成の正面だったりと、得点差以上に流れがヴェルディに来ていた試合でした。本音を言えば、京都、札幌と続く上位チーム2連戦で「勝ち点4取れれば最低限はOK」と思っていたのですが、最高の勝ち点6が手に入りました。良かったっす。


今日の試合では5得点を決めた攻撃も素晴らしかったのですが、それ以上に前線や中盤からの守備に心を打たれました。飯尾だけでなくこの試合スタメンだったシウバも前線から積極的にプレッシャーを掛け、札幌のDFに自由にパスを出させない。また縦に入るボールに対しては中央の大野や菅原が常にプレッシャーを掛ける。そして苦し紛れの縦ポンを前に出た土屋や萩村がカットする。あの守備が崩壊していたヴェルディがよくぞここまでになりました。


5−1というスコアは、7連敗の7敗目を喫した国立の水戸戦の1−5のそのまんま裏返しですから、本当に感慨深いものがあります。この勝利で何かを成し遂げたわけではなくて、昇格への挑戦権を得ただけですが、それでも嬉しいや。昨年は「この試合に勝てば何とかなるかも…」という大事な試合にことごとく負けてきました。今年は今年で第1クールで悪夢の7連敗を経験してなお、この位置にいられること。もう少し、夢を見たいです。頑張れ、ヴェルディ!!!


「J2」_第43節・・様々な意味を内包する「バランス感覚」が進化したヴェルディ 湯浅謙二のサッカーホームページ
予想外のワンサイドゲーム スポナビ 「続・こちらJ2最前線特報部」 海江田哲朗 さん