ケアンズの旅 2日目

helguera2007-10-14

昨日が移動から観光ときつい一日だったので、今日は予定を入れずに最初からゆっくりする日としてありました。朝、ゆっくり起きて、ホテルで朝食をとる。ケアンズに面しているトリニティ湾からの風が心地よくレストランに吹き込んできます。朝の日差しが海に反射して眩しいくらいでした。


朝食をとって部屋で一休みした後は、湾に面したエスプラネードという海沿いの公園&遊歩道のようなところでのんびり読書。ケアンズでは観光の目玉としてグレートバチアリーフなどの珊瑚礁も有名ですが、ケアンズそのものにはビーチがなくて、干潟のようなマングローブ林のような海岸線がつづいています。そのため、ホテルに面した海沿いを遊歩道のような公園にしています。


またケアンズそのものは小さな街で、有名な観光スポットは町の外にあるので観光客の多くはオプショナルツアーのようなものに参加して街を離れてしまうためか、エスプラネードでのんびりしているのは日本人以外の観光客がほとんどで、ようやく海外に来ている感じがしてきました。だって、日本人ガイドのツアーに参加すると当然参加客も日本人ばかりで、海外に来ている実感がわかないのですもの…。日本語でガイドしてくれるのはとても分かりやすくありがたいのですけどね。
ベンチで読書をしたり、芝生の上でゴロゴロしたり。ゆっくりとした時間を過ごしました。


夕方からはオプショナルツアーで夕食と土ボタル観光に出かけました。だって、ツアーに参加しないと土ボタルが見られないんですもの。夕食はオージービーフのTボーンステーキ。大きかった…。500g相当だそうです。

奥のコーヒーカップと比べると大きさが分かります。でかかった…。


食後に私有地の牧場の中にある土ボタル(蛍ではなくて、蚊の幼虫か何か)が光る川辺に向かいます。鬱蒼と茂った森の中を、懐中電灯の明かりだけを頼りにゾロゾロとツアーが進みます。森を抜けて10m幅ぐらいの川沿いに到着すると、そこにはぼんやりとした明かりが20個〜30個ほど。幼虫が明かりをつけて虫を誘い、糸のようなものを垂らして捕食して餌とするようです。話を聞くとグロテスクなのですが、現場の雰囲気はこの世のものとは思えないほど幻想的でした。ガイドさんの話によると宮崎アニメの蛍石のアイデアの原型になっているとかいないとか…。その後の星空観察といい、とても幻想的な夜でした。