鉄道博物館

helguera2007-10-25

鉄道博物館に行ってきました。
行ったと言っても昨日の出来事なのですけれどね。味スタに行く前の2時間ぐらいで駆け足で見学したのですが、それでも面白かったです。何度も行きたくなるところでした。


さいたま市の旧大宮地区にできた鉄道博物館ですが、大宮駅からニューシャトルで一駅の鉄道博物館駅(旧大成駅)前にあります。ほとんどの人がモノレールのニューシャトルに乗ると思うのですが、実は大宮駅から道路沿いを歩いていく途中にも蒸気機関車のD51の実車展示などもあるので、時間と体力があれば20分ぐらいかけて大宮駅西口から歩いていくのもいいかもしれません。

オープンしたばかりで鉄道博物館の中の展示は大勢の人が見ていますが、JR東日本大宮総合車両センター前のD51は地元の人が散歩がてらに見るだけで、本当にゆっくり見ることができますので、お勧めです。


さて、鉄道博物館の展示内容ですが、入場料1000円を払ってメインエントランスから入場すると右手にヒストリーゾーンがあります。ここだけでお腹いっぱいというぐらい展示車両があります。



実際に車両の中に乗り込める展示車両などもあり、見所いっぱいです。個人的には上越線で走っていた「特急とき」の展示が嬉しかった。子供の頃良く乗っていたんです。「特急とき」とか「急行佐渡」とか。

新幹線なども昔の展示車両に乗ると、随分古く感じますが、鉄道って知らないうちにどんどん新しくなっているのですね。


ヒストリーゾーンの2階には大規模な鉄道模型ジオラマなどもあり、この大きさがまた凄い。子供の頃HOゲージやNゲージの模型に憧れていたのですが、家が狭くてジオラマを作れずに車両だけ持っていたことを思い出しました。

時間の経過とともに、ジオラマ全体が夜になったりします。


エントランスの左手には各種体験ゾーンのようなものがありますが、こちらは混雑が凄くて何も体験することができませんでした。まあ、当分は無理でしょうねぇ。平日の昨日であの混み具合でしたから、土日などは相当な混雑なのでしょう。また、エントランス正面に食堂車で有名な日本食堂のレストランがあるのですが、席は空いているものの売り場が混雑していて、いつ見ても長蛇の列でした。何とかならないものか。駅弁も販売していていくつかの展示車両の中で実際に食べることができるのですが、ちょっと休憩と思って座席に座ったら、そこかしこに駅弁を食べている人が居て、もうすぐ発車する本物の列車のようでした。
また売店もレジは大混雑ですので、お土産は当分買えないかな。


建物の3階まで展示などがあって、4階の屋上部分が展望デッキのようになっているのですが、そこまで上がるとすぐ横を実際に上越新幹線東北新幹線が通過していきます。目を反対側に移せば高崎線が眼下を通過していきます。実は展望デッキから私が住んでいる建物が遠くに見えたりもします(笑)。実際に歩いても20分ぐらいのところなのですが、近くにこんなに面白い博物館ができてしまうと通ってしまいそうです。鉄っちゃんには勿論のこと、そうじゃない人にもまあまあ面白い博物館だと思いますので、ぜひ一度お越しくださいませ。大宮公園サッカー場のリニューアルとあわせ、新しい大宮の目玉ですので、ぜひ。


最後にオマケの写真をいくつか。(本文中の写真はクリックすると少し大きくなります)