来季は…

凍将闘将かぁ…


ラモス瑠偉 エグゼクティブディレクター就任のお知らせ クラブ公式
柱谷哲二監督就任のお知らせ 


クラブの意図はね、充分分かるのです。監督という極めて傷つきやすいポジションに”Mr読売”という存在のラモスを置いておくより、もう少し財産として守れる立場に置いて、末永くクラブと関わって欲しい。そしてクラブを取り巻くスポンサーやサポーターに対して、”Mr読売”であるラモスしか持っていない影響力を発揮して欲しい。例えば、お金を出すかどうか迷っているスポンサーの会社があったとして、そこにトップ営業ならぬ”Mr読売”営業のラモスが訪れて、「応援してくださいヨ」と言われたら、ラモス以外のクラブの人間が来るより100倍も影響力があるのは充分分かるのです。
でも、新監督が…、なぁ…。


昨日昇格が決まったばかりで、まだ来季のことは考えずにもう少し喜びに浸っていたいというのが正直なところなのですが、そんな感慨に浸るまもなくサッカーカレンダーは動いていくのですよね。すぐに契約を更新しない選手が発表されて、冷徹な現実に引き戻されるのは分かっていましたが、もう少しだけゆっくりしたかった。
柱谷監督がどのようなチームを作るのかは分かりませんが、少なくとも今シーズンのような中盤の守備のゆるさではJ1では通用しないだろうと思っています。8連勝中の何試合かは前線や中盤の守備が連動して最終ラインをとても助けていたと思いますが、シーズン序盤や終盤は前線は傍観者で中盤のプレスも緩く、相手の攻撃のプレッシャーを直接に最終ラインが受け止める場面が多かったですから、そこを修正しないと来季のJ1は厳しいだろうと感じています。


まだ選手も決まらない段階で来季の心配をしてもしょうがないのですが、それでも心配ですねぇ。


ラモス瑠偉 常務取締役エグゼクティブプロデューサー コメント J's GOAL
柱谷哲二新監督 コメント


代表取締役会長兼社長・萩原敏雄氏 コメント

監督は目先の勝利に全力を注がなければならないが、ラモスにはもっと先のヴェルディのために働いて欲しい。
誤解していただきたくないのは、柱谷を監督にすることが先なのではないということ。あくまでラモスに最も必要な仕事をしてもらうための監督交代人事だということを理解していただきたい。魅力あって強くて収入が得られるチームを作るために、すぐにでも仕事をしてもらわないとです。