浦和 - ACミラン

テレビで楽しませていただきました。


国内ではかなり強く感じる浦和ですし、きちんとアジア王者になった強い浦和でしたが、さすがに真剣勝負のACミランには手も足も出なかったと感じました。何度か惜しいチャンスはあったものの、ACミランの守備が落ち着いてきてからは中盤から前にボールを運ぶことすら難しい状態でした。浦和とACミランの守備時の対応を比べた時に、ボールを持っている相手選手への寄せる距離感の違いが凄かった。ACミランの選手は浦和の選手が振り向けないぐらいに詰めるのに、浦和の選手はACミランの選手に対してそこまで詰められない。前の試合からの試合間隔の違いは考慮しなければなりませんが、それでもその違いは大きかったです。


でも、勝敗はともかくこのような場所で真剣勝負が出来ること自体が凄いことです。まだ3位決定戦がありますが、昨シーズンには日本を駆け抜け、今シーズンはアジアを駆け抜けた浦和の冒険が終わりました。でも、過密日程の中、選手もサポもスタッフの皆さんも本当にお疲れ様でした。様々な移籍情報なども新聞紙面に踊っていますが、この形での浦和の試合も次が最後でしょうから、きっちりと勝って終わって欲しいです。