神戸 - ヴェルディ

今日はリアルタイムでは見ることができず、帰宅してからの録画観戦となりました。


前半のヴェルディはやる気120%という試合でしたね。特にフッキは150%という感じでしょうか。結果はともかく、前半のヴェルディの選手たちが楽しそうにサッカーをしているのが、見ているこちらも楽しかった。2点目、3点目が取れなかったのがゲームをもつれさせてしまった原因だと思いますが、1試合に3回も4回もバーやポストに嫌われてしまうと、ちょっと厳しいです。本当はもう少し早く試合を落ち着かせることができた試合かもしれませんが、まあ勝ったので良しとしましょう。何と言っても試合前は17位だったチームの初勝利ですから、贅沢を言ってはきりがない。


後半は神戸の攻撃を受けてしまう展開になりましたが、大きく崩されたのは数えるほどでした。崩した回数も数えるほどでしたが、やはりフッキが入ると攻撃に縦のスピードが増します。スピードが増しすぎて落ち着きがなくなる危険性もあるけれど、やはり迫力が違います。ディエゴはフッキの使い方を良く分かっているし、他の選手もフッキの使いたいスペースを消すことなく早めにボールをフッキにつけるし、フッキもイキイキと好きなようにプレーしています。


今はまだヴェルディの攻撃は組織で崩すというよりも、フッキが1人で攻め込んでいきますが、その分他の選手へのプレッシャーが弱くなるので、もう少しフッキのコンディションが上がってきたら残留の可能性も見えてきそうです。今シーズン前に手術をしているはずで、開幕後も試合にあまり出ていないので、あと数試合こなすともう少し調子が上がってくるでしょう。広山が入るともっとパスをつないで崩していけるのですが、河野だとドリブルが入るのでフッキと小フッキがいるような感じになってしまいます。広山が入った時のバランスを見てみたい。


とにかく、今シーズン初勝利で、ようやく開幕した気分です。