大宮 - FC東京

helguera2008-05-03

大宮公園サッカー場に行ってきました。
行ってきたのですが、帰宅後にヴェルディの試合の映像を見てしまったら、大宮の試合の内容がほとんど飛んでしまって…。ということで、少しだけ感想を。


GWのホーム戦ということで試合開始直後から積極的に前に出て行った大宮でしたが、ペドロジュニオールとデニスマルケスが迎えたいくつかのチャンスのうち1つでも決まっていたら、大宮から見ればきっと違った試合になっていたのでしょうね。大宮が主導権を握って攻めていたように見えた前半のたちあがりでしたが、FC東京ががワンチャンスをモノにして先制してしまいました。大宮のGKが決定的なポジショニングミスミスをしてFC東京に先制点を献上してしまったと言うべきかもしれませんが。それでも失点を取り返すべく攻めた大宮でしたが、再びGKの中途半端なポジショニングでFC東京に追加点を奪われ、大宮は万事休すとなりました。


後半立ち上がりから藤本選手を入れて攻めを強化した大宮でしたが、前半の2失点というよりその取られ方が2点の重さ以上に選手の体を重くしてしまったようで、ここ最近の好調さの欠片もない試合となってしまいました。大宮の立ち位置としては、やはり相手と互角に打ち合って、お互いにオープン攻撃を繰り返すなら得点機も窺えるでしょうが、この試合のように相手に2点差をつけられ余裕を持って守備をされてしまうと、ちょっと相手の守備を崩す方策が見つからないという状況でしょうか。その意味では1失点ならともかく、2失点は痛かったですね。その取られ方も含め、跳ね返す力はありませんでした。


ちょっと大宮で気になった点は、選手交代です。確かに今日のスタメン2トップだと裏に抜けるタイプではないので、後半開始からの藤本選手の投入は頷けるところはあります。しかしアウトするのはペドロジュニオールではなく、小林大悟選手じゃなかったかなと。2枚目の森田選手投入でピッチないを唯一大きく走って使っていた金沢選手をアウトさせてしまったのも疑問です。まあ、交代の仕方を変えたとしても結果は変わらなかった試合かもしれませんが、今日の大宮は交代を重ねるごとに悪くなっていくように思えました。


また今日はやることなすこと全てがうまくいったかのようなFC東京でしたが、平山選手だけはちょっと、なぁ。大宮ゴール前でチャンスを向かえ、DFを振るつもりのフェイントで自分がバランスを崩してしまった時は大きくズッコケてしまいました。それでも憎めないキャラではあるのですけれどね。