日本 - コートジボワール

日本、強かったですね、最初の20分だけ。
2日前にパラグアイと試合をしている17人で来たコートジボワールの方が時間の経過とともに上がってきて、合宿をしてコンディションを整えているはずの日本代表のほうが下がってくるのは何故なのでしょう。前半のチャンスで得点しておかなかったら、日本代表にとっては寒い試合になるところでした。


日本代表が良かった前半の20分間は松井、長谷部選手の小気味良いボールまわしと大久保、玉田選手の小気味良い動きがうまくシンクロし、それに両サイドの駒野、長友選手がうまく絡んで小気味良い攻撃を見せてくれました。得点にはなりませんでしたが、田中選手の攻撃参加から右サイドを深くえぐった後の大久保選手へクロスも惜しかった。でも、惜しかった場面は得点の場面とこの場面ぐらいでしょうか。それ以外は…ボールを前にすら運べなかった気がしてしまいます。実際には日本の攻撃がコートジボワールペナルティエリアに入ったこともありましたが、シュートまで言った攻撃が何本あったのか。シュートが打てなかったのはコートジボワールの攻撃も似たようなものでしたが、時間の経過とともに上がってきたコートジボワールの方が印象が良いです。最後は日本がうまく交代選手を使って試合を壊して終わらせましたが、最後まで一度手放した主導権は取り戻せませんでした。
日本代表についてはこれぐらいで。


コートジボワール代表ですが、2日前のパラグアイ代表との試合の方がはるかに良かったですね。あの試合は時間の経過とともにパラグアイが押し返しましたが、随所に両チームの持ち味が出た好ゲームでした。その試合に比べるとさすがにこの試合では動けていませんでした。この試合のコートジボワールの見所は徳島ボルティスのドゥンビア選手が代表デビューしたことでしょうか。もう少し長い時間見たかったです。