立山黒部アルペンルートの旅 3日目

今日がこの旅の最終日ですが、朝から室堂は雲の中。ちょっとドラマチックな日の出なども期待して今日も早起きしたのですが、残念ながら外に出る気もなくすような荒れた天気です。時々雲の切れ目もありますが、雨風が強い時もありちょっと部屋で様子見です。

朝の散策は諦めて、今日もバイキング形式の朝食です。昨日とは微妙に違うのが分かりますか?

和食もあるのですが、どうしても洋食を選んでしまいます。
朝食後も部屋で天気の様子を見ていたのですが回復する兆しすらないので山を降りることとし、チェックアウトしてすぐに下にあるバスターミナルから高原バスに乗って美女平を目指しました。


美女平に近づく頃から青空も見えてきたので、美女平からすぐにケーブルカーを乗り継いで立山駅に降りました。

朝一番とは言わないけれど、上から降りてくる人数はまばらなのですが、下から上がっていく人は超満員。団体客が次から次へと上がっていくのは圧巻でした。


綺麗な青空が見えたので予定を急遽変更し、1時間に1本しかない路線バスに乗って称名滝に行くことにしました。バスの本数が少ないのと、終点から30分歩くので最初は予定に入っていなかったのですが、上の天気が悪かったので予定より早く降りてきたことが幸いしました。紅葉もちょうど見頃で、この日も予想外の素晴らしい風景に出会えました。



のんびりとたくさん写真を撮りましたが、訪れる人もカメラマンも少なく、好きなアングルから写真を撮ることができました。こんな絶景なら三脚が並んで場所取りが大変そうなそんな絶景でしたが、風景を独り占めのような雰囲気です。最高でした。


再びバス亭まで戻って、次のバスが来るまで(なんせ1時間に1本)の間、立山駅前で買ってきたおにぎりの昼食です。

大きなバスに4人しか乗っていない状態で立山駅に戻り、これでほぼ今回の旅のメインな部分は終わりです。立山駅から地鉄電車に乗ったのですが、これがまた古くていい感じ。座席のヘタリ具合が都会では有り得ないけど、何故だか私は無機質な通勤電車よりはこのような古い電車の方が落ち着きます。

車内の中吊り広告にはこのようなものも…。


富山駅の駅ビルでお決まりの白えびのかき揚げ丼を食べて、お土産を買って特急はくたか号に乗り込みます。


越後湯沢駅で新幹線に乗り換えるのですが、乗換時間が8分間しかなく、在来線のホームから新幹線ホームに移動するだけで5分ぐらいかかるので、かなりギリギリです。お年寄りなんか乗り換えられないんじゃないかというぐらいの時間のなさです。それでも新幹線に乗換えてしまえば、1時間もかからずに大宮駅まで帰れちゃうんですれどね。


帰宅後は荷物を解いて、ビールを飲みながら富山駅で買って来た鱒の寿司各社のお弁当をいただきました。天気にもまあまあ恵まれて、いっぱい写真を撮った旅でした。駄作ばかりだけれど(笑)