余録 韓国 - ウズベキスタン

NHK-BSが生中継してくれたので、90分全部じゃないけど消音して見てました。


ウズベキスタンのFWはフィジカルコンタクトを取らないタイプの主審だと早く納得して、ファールをアピールするのではなくて体をはってマイボールにしないと、攻めに重心を移した味方守備陣がカウンター喰らうからキケンだ。特にどっちも応援してるわけじゃないけど。

もちろんこの試合で本大会の切符がかかる大事な試合なんだけど個人的にはどちらでもいいので、韓国が有利じゃない状況でアディショナルタイムが何分になるのかがこの試合の一番気になるところだったりします。

ウズベキスタンはゴール近くまでいい形でボールを運んでも最後はミドルシュートしか手がない感じ。ゴール前のアイデアやテクニックは韓国に分があるのかな。ウズベクはボール運んでるあたりはうまく連係見せるのにね。日本はゴール前でもやり過ぎだけど。

この感じはこの前の日本代表の試合がJ1の試合で、この試合が数日後にJ2の試合を見てるちょっと残念な感じにそっくりだ。戦いの魂は強く感じるけど、あとちょっとのテクニックに欠ける感じでじれったい。

ウズベキスタンの失点の場面はCKからの一発目のクリアの時にウズベクスタンのFWが体をはらずにファールのアピールをした所が負けポイントだよね、取らない主審なのに。そこを流されてからのクロス、そしてOGはその対価をDFが払った。

韓国は嫌いな国だからここで消えてもかまわないんだけど、それでもまだ韓国の目指しているサッカーの方が志が高いように思える。ウズベキスタンのサッカーは10年古い感じがする。勝負はどちらが勝つか分からないけど。

強烈なミドルシュートを持ってるが故に、攻撃の終わり方が全てそれで終わってしまうジレンマ。日本のサッカーを見ているとシュート打てよと思うことが多いけど、ウズベキスタンのサッカーはそこもミドルかいと突っ込みたくなる。


NHK-BSさん、放送してくれてありがとうございました。この試合を見ることで日本の立ち居地が再確認できました。日本はやっぱりアジアの中では負けてはいけない。見ている世界や見えている風景が違うはずだから。いろいろ五月蝿いから消音で見たけど、見て良かったです。