ツール・ド・フランス 第16ステージ 

オリンピックの真っ最中だというのに、山岳個人タイムトライアルの再放送を見ています。たまっているジロの録画もあるのですがそれは置いておいて、あらためて観衆の熱狂度は凄いですね。アテネで日本選手が活躍しているので、日本国内のメディアはオリンピックで盛り上がっていますが、当地のアテネはテレビで見る限りスタンドに空席も多く、マラソンなどのロードレースも沿道に人がいない場面が目立ちます。


初めてツール・ド・フランスを見た時には、山岳でコースにまではみ出して選手の走路を妨害しているんじゃないかと余計な心配をしながら見ていたレースですが、今見るとまた印象が変って見えます。
今回のオリンピックの観衆やアジアカップの観衆と比べて、キャンピングカーでコースに繰り出して、思い思いの扮装でレースを楽しんでいるツール・ド・フランスの沿道を見ると、いろんな大会を盛り上げるのも盛り下げるのも観衆しだいなのだな、とあらためて感じますね。

うわっ、ベッティーニのスタートだ。ちょっと悲しげな表情です。
解説者もベッティーニは自分で勝負を賭けて来たレースには、コンディションをばっちり合わせて結果を出してくる選手だと言っています。今思うとオリンピックの予言かも?
あぁ、ベッティーニが登っている、結果は知っているけど頑張れベッティーニ!!


山岳個人TTということで、スタート直前の選手の表情をヘルメットなしで捉えるのですが、張り詰めた緊張が見ているこちらにも伝わってくるようですね。リアルタイムの時はレース展開についていくのにいっぱいいっぱいだったのですが、こうして肩の力を抜いてみる再放送はいいなぁ。