ツール・ド・ランカウイ ステージ3

helguera2005-01-31

いや、凄いですね、マレーシアのテレビ局の編集。
だって、残り100キロくらいあったのが、次に切り替わったら残り10キロですよ。確かに順位の変動はない区間ですけど、きちんと写して欲しいですね。残り距離と残り放送時間を計算したらざっくりカットすることは想像できてはいたのですがね。


それのしても福島康司選手はいいですね。決して楽ではないはずなのに楽しそうに走っている姿がたまらないです。100回に1回の逃げが決ったのかもしれませんが、そのチャレンジする姿勢と170キロを1人で走りきる勇気。逃げ切れるわけがないとあきらめるのではなくて、チャレンジする勇気が凄い。
福島康司(ブリヂストン・アンカー)

「ラスト3kmまで逃げ切れるとは思いませんでした。昨日、こまっちゃん(メカニックの小松洋樹)が25のギアをつけてくれたので、向かい風の緩やかなところはそれで脚を回して行けて、最後の下りと平坦は11のギアでがんがん行けたので、それが勝因だと思います。明日からも全力で走ります」

同上・記者会見にて(緊張で声が震え気味の英語で答える康司。得意のハーモニカも出ないくらい!)
「僕はブリヂストン・アンカーの小さな選手で、まだシーズンは始まったばかりだし、参加している他の選手たちをとてもリスペクトしている。今日の勝利はチームメイトとチームマネージャー、そして7年間フランスで僕の面倒を見てくれている人たちに感謝したい」


記念

福島康司はステージ優勝、個人総合リーダージャージのほか、山岳賞、アジアンリーダージャージを手にして、大会史上初めて一度に4つの賞を獲得した。

■第3ステージ結果
ステージ優勝:福島康司ブリヂストン・アンカー
個人総合時間1位:福島康司ブリヂストン・アンカー
ポイント賞:グレーム・ブラウンチェラミケパナリア
山岳賞:福島康司ブリヂストン・アンカー
アジア人1位:福島康司ブリヂストン・アンカー


それと、ブリヂストン・アンカーの本拠地は埼玉県の上尾市だって放送で言ってましたね、近いじゃん。そういえば確かに上尾にはブリヂストンタイヤの大きな工場もあります。何か余計に親近感がわいてきました。