ツール・ド・フランス 第11ステージ

外出から帰ってきて1級山岳の途中から見ました。その時点ではヴィノクロフを含めた3人の逃げになっていましたが、一番足を残していると言うか、モチベーションが高いのはヴィノクロフに見えました。その後、超級のガリビエ峠ではボテイロも引き離しましたが下りで合流し2人旅となりました。山頂でディスカバリーがコントロールする集団との差は3分でしたが、アクシデントがない限り、今日はこの2人が逃げ切るのだろうと思いながら見ていました。
ステージ優勝にはまったく興味がないはずのディスカバリーにとってはこの2人の逃げは許容範囲で、3分のタイム差を2分前後まで縮められれば、全然OKですしね。


でも、そうは思っていても超級の山岳を2つも越えて、それでゴール前の直線に入ってきたときにディスカバリートレインができていた時には鳥肌物でした。他のチームのエース級の選手が遅れて千切れていく中、集団を先頭で引きながらコントロールしてきたディスカバリーのアシスト陣が4人もゴール前まで残っているというのは凄いですよね。26人しか残らなかった集団の中に、ランスも含めて5人もディスカバリーの選手が残っているというのは、第8ステージでのディスカバリーのアシスト陣は調子が悪いんじゃないかという様子は三味線だったのかという感じです。