ツール・ド・フランス 第13ステージ

中継が始まった時には既にヴォクレールが逃げていて、『この逃げが決れ!』と思いながら見ていましたが、平坦ステージがそんなに簡単に決るはずもなく、逃げ集団は最後には追走集団の津波のような大波にのみこまれてしまいました。
ステージ優勝はあわや昨日に引き続きアシスト達が報われない引きになるところだったダヴィタモン・ロットが昨日の雪辱を果たしたと言う感じですね。最後のマキュアンのガッツポーズよりも、ゴール前最後の直線でマキュアンを引いたロドリゲスのガッツポーズの大きさに痺れました。


今日のレースは途中大きな状況の変化がなかったせいか、各チームのスポンサー紹介が面白かったですね。欧州各国の同業他社が争っている時に、Tモバイルブイグテレコムには負けられないとか、意地の戦いはあるのでしょうか。
サッカーの先日の浦和対大宮の試合も、『埼玉ダービーと言うよりは、ボーダフォンとNTTの電話ダービーじゃん』とか思ってましたから。銀行同士の対決とか、スポンサーは気にしているのでしょうか。ちょっとチームの背景が見えて面白かったですね。


それにしても3度目のステージ優勝を遂げた”ぐりぐりマキュアン”ですが、第3ステージでぐりぐりしてしまった降着がなければ今頃マイヨヴェールだったんじゃないのかな。とにかく最後まで目が離せない展開でした。