ブエルタ・ア・エスパーニャ 第9ステージ

初の本格的山岳ステージのレースでしたが、どうやら山岳は好きなようです。今日は仕事もむちゃくちゃ忙しく、体は疲れきっていたのですが時間が経つにつれレースに引き込まれていきました。山岳の風景もやはりフランスとは違い緑はあっても荒涼とした雰囲気ですね。でも、街並みや応援する人々も多くなりようやく盛り上がってきたように感じます。
最後の10kmは選手のレースに対する様々な思惑が絡み合ってとても面白かったです。とにかく逃げる選手、エースのために引っ張るアシスト、総合順位のために突っ走る選手、ステージ優勝のために最後まで力をためて爆発する選手、一度千切れても自分のペースを取り戻し追い込んでくる選手、苦しいんだか喜んでいるんだか分からない表情の選手。
やっぱり人間模様が複雑にあらわれるステージレースが好きみたいです。

パルマ - フィオレンティナ

今季昇格チームの放映権の問題でなかなか見るチャンスのなかった中田選手のプレーですが、昨夜ようやく見ることが出来ました。0−0の膠着した試合の中でややパルマに押され気味の後半途中からの出場だったのですが、まあ見事にボールが回ってきませんでしたね。
この理由については私には詳しくわかりませんが、フィオレンティナのチームの出来の問題なのか、出場後まもなくにフィオレンティナから退場者がでたことなのか、中田選手が顔を出すボールを受けたい位置とチームメイトの出したい位置が合わないのか、単にまだ信頼されていないのか、様々な要因が絡み合っているのでしょう。
少なくともボローニャへ移籍した直後の状況とは明らかに違うようなので、これからのチーム内での足場をしっかりとしたものにして欲しいですね。今回の日本代表には招集されていませんが、この時間を有効に使ってチームの中でのポジションをしっかり作って欲しいです。
パルマ時代にポジションを争っていたモルフェオ選手が10番をつけて試合の中で目立っていたことと比較すると、ほとんどボールのまわってこなかったフィオレンティナの10番の中田選手を見るのはちょっと寂しいものがありますが、有無を言わせぬ結果を出してチームの中心となってくださいね。

選手に対しスタンドから投石

世界の終わりとフットボールワンダーランドさんより

横浜M―柏の試合で、試合後にあいさつをする横浜Mの選手に対し、スタンドから石が投げ込まれる騒ぎがあった。
 チーム広報部によると、場所は横浜Mサポーター側のゴール裏。石は選手の至近距離に落ち、警備員が回収した。直径約10センチで、会場の外から持ち込まれたものと見られる。

チーム状態や試合内容に不満があってもやっていいこととやってはいけないことの境目はあるでしょう。これでもし選手にあたっていたら、それがクラブを愛するサポーターのやることでしょうか。今回は幸いにも誰にも当たらなかったわけですから、投げた人間は名乗り出て謝罪して欲しいです。当たっていたら取り返しのつかない重大なことになっていたんだとよく考えて欲しい。


本当にサポーターだと思うなら好調なチームを応援して喜んでいるだけではなく、不調な時のチームも愛して支えてください。不甲斐ないプレーにブーイングをしたり、時には応援を止めてみたりする話と投石は別次元の出来事ですよ。